怒りの行方〈推理の札〉7⃣
つづき)
このシリーズも「山の9合目」
「現在位置」を確認すると
- 1. ➊「レクター組織」の「実行犯」の特定
- 2. ❷「レクター組織」の「犯行目的」の特定
- 3. ❸「レクター組織」の「犯行方法」の開示☟
- 4. 労働者派遣事業(Wikipeより)
- 5. 派遣先企業、派遣労働者、及び派遣元の関係は?(参考サイト)
- 5.1. 教会(派遣先)↔レクター(派遣元)
派遣先(教会)はレクターの依頼を受けて、派遣者が実行できる「場所と機械」を提供する。
見返りとして派遣先(教会)への「金銭の授受」はあるやなしや。 - 5.2. レクター(派遣元)↔派遣者(実行犯)
レクターが選任した派遣者はレクターの指示(シナリオ)に基づいて派遣先で実行する。当然、派遣者は「犯行」に対する「報酬」をレクター(派遣元)からうけている(はず)。 - 5.3. 教会(派遣先)↔派遣者(実行犯)
派遣者が実行しやすいように派遣先(教会)は協力する。シナリオ(犯行の内容)までは知らされていないことが多いようで、「派遣者」の実行に関しては「見て見ぬふり(黙認)」を決め込む。
- 5.1. 教会(派遣先)↔レクター(派遣元)
- 6. 『派遣先』『派遣元』の両者の「責任の区分」
『派遣先』『派遣元』の両者の「責任の連携」
➊「レクター組織」の「実行犯」の特定
❷「レクター組織」の「犯行目的」の特定
❸「レクター組織」の「犯行方法」の開示☟
(1)【自分(おのれ)でタイプ】【高額の報酬】
実行は自分でやる荒くれ者
(2)【部下に指示タイプ】【高額の報酬】
自分の手は汚さない卑きょう者
(3)【派遣社員がタイプ】
「場所と機会」を提供する協力者(現在位置)
さらに「前回の予告」が
次回は、「労働者派遣事業」についての説明。
「派遣元」「派遣先」の責任について考察してみよう。
読者の中で「やる気満々タイプ」は、すでに「予習」をしているかもしれないが。
ざっくり、「労働者派遣事業」について。
労働者派遣事業(Wikipeより)
労働者派遣事業(ろうどうしゃはけんじぎょう)、人材派遣(じんざいはけん)、労働者派遣(ろうどうしゃはけん)、口入れ(くちいれ)は、雇用事業の一つ。派遣元となる人材派遣会社に登録している者を、派遣先(取引先)となる事業所へ派遣して、かつ派遣先担当者の指揮命令のもとで労働サービスを提供する雇用形態のことである[1]。隣接する事業に、職業紹介事業がある。
派遣先企業、派遣労働者、及び派遣元の関係は?(参考サイト)
「労働者派遣」の関係では、派遣先企業と派遣労働者との間に指揮命令関係がありますので、派遣先企業が派遣労働者に対して仕事の指示や服務指導等を直接行うことができます。ただ、雇用関係は派遣労働者と派遣元との間にのみ在りますので、派遣先企業が派遣労働者に対して、雇用主が行うべきである下記のようなことを行うことができません。万一、派遣先企業がこれらのことを行いますとトラブルにつながります。
これを、「今回の件」に応用してみよう
*さっき作成したハリー自作の図。
比較してみると「似て非なる」ものである。
教会(派遣先)↔レクター(派遣元)
派遣先(教会)はレクターの依頼を受けて、派遣者が実行できる「場所と機械」を提供する。
見返りとして派遣先(教会)への「金銭の授受」はあるやなしや。
レクター(派遣元)↔派遣者(実行犯)
レクターが選任した派遣者はレクターの指示(シナリオ)に基づいて派遣先で実行する。当然、派遣者は「犯行」に対する「報酬」をレクター(派遣元)からうけている(はず)。
教会(派遣先)↔派遣者(実行犯)
派遣者が実行しやすいように派遣先(教会)は協力する。シナリオ(犯行の内容)までは知らされていないことが多いようで、「派遣者」の実行に関しては「見て見ぬふり(黙認)」を決め込む。
これらは「継続的な取り決め」というよりは「一時的な関係」で、その都度「派遣者(実行犯)」が変わる。
ハリーが出没する場所を「盗聴」によって「事前に特定」し、「事前のシナリオ」と「事前の打ち合わせ」で『実行の日』に備える。
「極めて計画的な犯行」と言わざるを得ない。
つまり、「実行犯のアドリブ」も含めながらの「計画性と悪質性」から、その「犯行の軽度~強度」にかかわらず、極めて「悪質な犯行」と言わざるを得ない。
では、これらの犯行の「責任の所在」は。
http://www.roaneikyo.or.jp/shibu/fujisawa/Materials/Topics/20160310144717666.pdf
厚生労働省のサイトによれば
以下、割愛
これは、「労働者派遣事業」にかかるものであるが、『派遣』との共通点から『類推解釈』しても差し支えないと考える。(ハリーの解釈)
上記で要点をいえば(P1目)
『派遣先』『派遣元』の両者の「責任の区分」
『派遣先』『派遣元』の両者の「責任の連携」
つまり
『派遣者』の行動は『派遣先』と『派遣元』にも責任がある
「派遣先(教会)」の「おまかせ」「黙認」は「責任という観点」からは通用しないということだ。
<`ヘ´>「派遣先(教会)」の「席の提供(協力)」がなければ、「派遣者」は犯行不可能であることは自明である。
よって「ジョーカー」は
<`ヘ´>今後とも(過去の未公開犯行)に関しても、このスタンスで糾弾していきたいと考える。
よって
怒りの行方は「ココ」
後日談を少し。
教会から帰宅。
ハリーの「マンション内」で「事件当日」に起こった「不自然」な事項
・業務用スーパーの「行方(名札)」で「でたらめレジコール」
(これはブログ投稿済。これだけマンション外)
・親子(男性)がマンション内の駐輪場で道を譲ってくれた(これは自然だったが)
・大きなごみを抱えた少年(共用廊下で)がかなり遠目から道を譲ってくれた(やや不自然)
・メールボックスで会った運動着を着た若い男(30代くらい)が大きく道を開けてくれた(不自然)
<`ヘ´>「右隣シニア」は「道をうしろにひとに開けろ」とハリーの体を無理やり引っ張った。
<`ヘ´>「教会のクリスチャン」より「マンション内のノンクリスチャン」の方が「親切?」
【シリーズ終了】