『私は嘘をついている』を考察してみる
日々、忙しいぜ~。
最近、「ディスクトップパソコン」(Windows10)を購入した。
目的は、これまで使用のノートパソコン(Windows7)の買い替え。
このパソコンは2012年12月に購入(NEC)。
W7からW10へ無料のアップデート期間中にアップデートしたかったが「NEC」のサポートなしなので、そのままW7で使用してきた。
だが、W7のサポート自体、来年1月14日で切れてしまう(↓参照)。
2017 年 4 月 11 日 に Windows Vista の延長サポートを終了させていただきました / 2020 年 1 月 14 日 には Windows 7 の延長サポートが終了します
デッドライン前に『買い替え』を検討すること約1年間。
ようやく、「Windows10を搭載したディスクトップ」を最近購入したというわけだ。
引っ越しというものは、『家』でも『パソコン』でも大変なもので、
●「データの移行」
●「初めてのWindows10」
●「ノートパソコン」から「ディスクトップ」への変更
●「配線」問題
●「収納」問題
●「新キーボードの打ち」の最初の違和感
などなど
何かと、「変態(へんたい)」の「反対(はんたい)」の「大変(たいへん)」なのだ。
今回の投稿は、「新ディスクトップ」での「おはつ」なので、ボチボチ感触での書き込みとなる。(ウォーミング・アップ)
読者諸君には『あしからず』だ。
では、能書きはこのくらいにして、本日の本題。
●最近読んでいる本がコレ。
新品価格 |
*完読していない。(P77読書中)
この本の中で、面白い一文を見かけた。
「自己矛盾だよ。『わたしは嘘をついている』というようなものだ。言葉の綾にすぎない。理論的には興味深いが、その意味を探っても仕方がない。」
(P62/上段/15行~17行)
今回、この一文を考察してみよう。
●「考えこむ人」(作者不明)
まずは、「自己矛盾」から考察を加える。
ご存知の人も多いと思うが、まずは、言葉の起源から。
矛盾とは
矛盾(参考サイト)
*以上、参考サイトを引用しました。
「矛(ほこ)」と「盾(たて)」の勝負
「矛」と「盾」を戦わせてみよう。
「矛盾」ケース1
「矛」と「盾」がどちらも壊れてしまった。
「矛盾」ケース2
「矛」と「盾」がどちらも壊れない。
「矛盾」ケース3
(イラスト 省略)
「矛」か「盾」かどちらかが壊れる
●本物の「考える人」(ロダン)の結論
どのケース(1.2.3.)をとっても「つじつまがあわない」。
次に、「私は嘘をついている」の考察である。
2つの仮定を立てて考えてみよう。
発言者が「正直者」だと仮定する
「正直者」が『私は嘘をついている』と発言した場合
「正直者」が『嘘をつく』→【嘘つき者】
本来「正直者」が『私は嘘をついている』と発言した場合、「正直者」が「嘘をついている」のだから、「嘘つき者」になる。
つまり、元々の「正直者」自体が嘘。
あるいは、「正直者」なのに「嘘をついている」という発言自体が嘘。
いずれにしても、「正直者」でなく「嘘つき者」ということになる。
発言者が「嘘つきもの」だと仮定する
「嘘つきもの」が『私は嘘をついている』と発言した場合
「嘘つき者」が『嘘をつく』→【正直者】
本来「嘘つき者」が『私は嘘をついている』と発言した場合、「嘘つき者」が「嘘をつく」という「本当のこと」を言っているのだから、「正直者」になる。
つまり、「嘘つき者」なのに「本当のこと(自分は嘘つき)」をいうこと自体が「嘘でない」。
元々の「嘘つき者」自体が「嘘」である。
いずれにしても、「嘘つき者」でなく「正直者」ということになる。
●本物の「考える人」(ロダン)の結論
2つの仮定を立てても、「つじつまが合わない。」
この小説に書かれている「私は嘘をついている」の「自己矛盾」だ。
以上。
め~し。