ハリーの気まぐれレビュー『シチズンフォー スノーデンの暴露』

●「鑑賞」の階

この「レビュー」を閲覧するためには、以下の注意事項に同意を要する。

【注意事項】

この「レビュー」は、芸術鑑賞(本・映画・音楽・美術など)する上で、
「さほど参考にならない」ということを明言しておこう。
なぜなら、ハリーの『独断と偏見』に満ちているからだ。

「未鑑賞の人」に、鑑賞を「誘導」する気はさらさらない。

「既鑑賞の人」には、「不可解」になる可能性さえある。
つまり、このレビューは「人畜無害」の「無味乾燥」で「理解不能」になもなりかねない。

以下の環境で、「ハリーの評価が大幅に変動する」ことも表明しておこう。

●鑑賞日の天候

●鑑賞日のハリーの体調

●鑑賞日直前の「ハリー周辺での出来事」

●鑑賞日のハリーの集中力

●鑑賞日のハリーのモチベーション
以上の事柄に、同意した上で、使用していただきたい。

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先日、「鑑賞したDVD」を紹介しよう。

 『シチズンフォー スノーデンの暴露』
★★

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で、あ~る。

映画というよりは、「ドキュメンタリー映画(ノンフィクション)」。
「主人公はエドワード・スノーデン」。
日本のテレビニュースなどで「顔と名前」は、「ぼんやり覚えていた。」
ハリーの中では、「ロシアのスパイ」と言う『誤った情報』として残っていた。

「スパイが顏を出していいのか??」とも思ったものだが。
映画は、「ほぼ全編、この主人公スノーデンと新聞記者との実際のインタービュー」で構成されている。
2時間あまりのインタビュー映画だが、

『事実は小説より奇なり』

飽きることなく、興味を引きつける映画」であった。

 

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「ネタバレ」だが、簡単に内容を説明すると
『某民間会社に勤務しNSAに派遣されていた有能なエンジニア(管理職レベル)が、職務上の権限として国家機密を知るまでになる。
アメリカ(大統領/NSA/CIA/関係企業を含む)が、世界中のデータを掌握している(全世界の人間のプライバシーにアクセス可能。
世界中の個人情報の膨大なデータを収集できる(している)。
主人公は、良心に従い、この事実を世界に知らしめるために、内部告発するも、アメリカから法律を建てに(古い法律で不平等)
逆に、内部告発者からアメリカを売った(売国奴)とみなされ「スパイ扱い」されてしまう。』
実際に
・個人のパソコンから
・パスワードから
・Google Facebook Amazon Twitter などの利用から
・ドローンなどから
瞬時に、「個人情報を入手可能」

 

ここで、
「いつも書いている鑑賞後のハリーの感想
を紹介しよう。

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「NSAに勤務していたエンジニア」が「国家機密の内部告発者」となり「アメリカ(NSA/CIA)が全世界のプライバシーを侵害している」ことを暴露するも「正義(内部告発者)がスパイとされ」台湾・ロシアへ追われ追われて・・・・。
ドキュメンタリー映画。
『正義の軸が反転すると英雄から犯罪者へ転落』の恐ろしさを感じる。
『スパイからスパイ呼ばわりされたくないよな。』
ハリーのこの発言が盗まれていて、ブラックリスト(120万人いるそうだが)に載っちゃう?)

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【警告】

パソコン利用で、「あなたは誰(どういう人)か」バレバレです。

スマフォの利用で、「あなたは誰(どういう人)か」バレバレです。

 

(@_@)映画で問題にしているのは、「怪しい人間の情報」だけでなく、「普通の人たちの情報」まで「監視下にある」ということらしい。

(@_@)「監視下」のもとでは「プライバシーの侵害」となり「全く自由がなくなる」と映画では言っている。
(@_@)「監視下」の対象は、「120万人(ハリーの記憶では)にのぼる」と映画では言っている。

 

【社会学】

『スパイからスパイ呼ばわり』の逆転現象

(@_@)そもそも「個人情報を勝手に収集していたのは、アメリカ(NSA/CIA)のはずだが・・・」
(@_@)職務上の権限でそれを知ってしまった主人公が、「個人の人権にかかわる国家機密」を公表すると「アメリカを売ったスパイ呼ばわり」
(@_@)これは、どうしたものか。ハリーにも同じような経験が。

前回のハリーブログをみてみよう。
スパイが監視?「偶然にしては・・・」「スパイからスパイ扱い??」

 

 

【プライバシーを守る方法】

これらのことから、「どうしてもプライバシーを守りたい人」は

 

●「人と話さない・独り言を言わない」(盗聴阻止)
●「外出しない」(尾行阻止・監視カメラ阻止)
●「パソコン・フマフォを利用しない」(無断閲覧阻止)
●「意思疎通は、手話か筆記」で(映画の中でもやっていた)


●書いたメモは、ビリビリに破って破棄する。(映画でもやっていた)

●電気・電波の届かないところで生活する。

つまり、「原始人に戻れ』ってことですかね。(T_T)

 

 

 

Posted by Harry Pottor