「迷言」シリーズ – その3

〇「迷言」の階〈非常階段〉

鬼畜京子から聞いた「迷言」

たしか1999年冬ごろだったと記憶している。

肉を切らずに骨を切る

 

ハリーの聞き間違いであった。

それから約20年後、2015年に読んだ小説「永遠のゼロ」 p340.4 に

正しい諺が書いてあった。

 

肉を切らせて骨を断つ

 

この諺の意味は

自分も相当の痛手を受けるが,相手をそれ以上に痛めつける捨て身で戦う覚悟にいう語。
三省堂 大辞林より】

鬼畜京子は、「有言実行」のオンナであった。

Posted by Harry Pottor